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Deutsche Grammophon 2530 716 – Pollini, Bœhm, Orchestre Philharmonique de Vienne – Mozart – Concertos pour Piano N°.19, 23

またと訪れない時間。音楽する喜びにあふれたポリーニの演奏を聴くことがでる。このモーツァルトは精密な機械仕掛けの自動演奏、完璧な10指のコントロールを誇るポリーニ。指揮にピタリと合わせて自在さが無い。ベームはモーツアルトを自らの『音楽上の守護神』と称していたが、この老巨匠はポリーニの放つ『音の粒』の静かな嵐に『神』を感じていたに違いない。この時期のコンビでもっと沢山聴きたかった。

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Deutsche Grammophon 40 0051 – Mutter, Karajan, Berliner Philharmoniker – Mendelssohn – Konzert für Violine, Bruch – Konzert für Violine Nr.1

17歳のムターがカラヤン&ベルリン・フィルに臆せず立ち向かっていっている姿が彷彿とさせられる白熱したところを感じます。白眉はブルッフ。第2楽章の瑞々しいロマンティシズムで、ムターの魅力が最大限に発揮されています。これがとても協奏曲とは思えぬ素晴らしさで、力強いヴァイオリンとともに曲の美しさを満喫できます。さらに詳しくCheck!

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EMI ASD 608 – de Los Angeles, Frühbeck de Burgos, Philharmonia Orchestra – Falla – The Three Cornered Hat

異教的雰囲気たっぷりの土俗的エネルギー、そしてリズム要素を重視した現代感覚の音楽をデ・ブルゴスはスペイン的なカンタービレとでも言いたくなるような歌のある演奏に仕上げている。野性的なリズム感でスペイン風の色彩を濃厚に漂わせるこの妖艶な演奏は、ロス・アンヘレスの魅力ある歌唱とともに今もってこの曲の代表盤といえる。

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Columbia SAX 2445 – Carteri, Dureflé, Prêtre, French National Radio and Television Orchestra – Poulenc – Gloria, Organ Concerto

流麗だったり、滑らかだったり、爽やかだったり、きらびやかだったり、曲が必要とする属性は全て表現した上でプレートルの強さと云う属性を最大限に上乗せしている。加えて永遠のディーヴァ、マリア・カラスとのカルメンやトスカのレコーディング経験から得たレコードを最大限に活かすノウハウが本盤でも如何なく発揮されている。

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DECCA SDDL 405-9 – Jack Brymer, London Wind Soloists – Mozart, Complete Wind Music

イギリス風のメロウなサウンドに明るくのびやかな音色。モーツァルトの、それこそ天から降りてきたとでも形容しようのない旋律を響かせています。英 Decca の優秀録音も手伝って各楽器が手に取るように認識でき、FFSS 録音の長所を十二分に享受したと云いたくなるような素晴らしい録音です。音楽と演奏、録音。それらの調和がことのほか美しいことに驚嘆させられます。

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