説明
アルゲリッチ若き日の情熱!
革命のエチュード、英雄ポロネーズ、バラードよりはスケルツォがショパンの楽曲の中でアルゲリッチの音楽の持ち味を感じさせる。今、新人ピアニストで翠星の如きデビューだったら、プロコフィエフの協奏曲第3番がセンセーショナルだろう。
ショパン・コンクールの本選と、ウィナーコンサートをレコードにしたムザ盤も素晴らしい。2013年の現在としては、両曲共にツィマーマンの新盤がベスト・チョイスですが、いまだこちらには極上のジャズ・セッションに接した時のようなドキドキ感が躍動している。アルゲリッチ、27歳。アバド、35歳。二人の炎は未だ力強い。1968年録音。チューリップ・ラベルでの発売が初発でした。
曲目リスト
- ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 第1楽章:Allegro maestoso
- ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 第2楽章:Romance.Larghetto
- ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 作品11 第3楽章:Rondo.Vivace
- ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 第1楽章:Allegro maestoso
- ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 第2楽章:Quasi adagio ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 第3楽章:Allegretto vivace-Allegro animato
- ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調 第4楽章:Allegro marziale animato