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Columbia SAX 2445 – Carteri, Dureflé, Prêtre, French National Radio and Television Orchestra – Poulenc – Gloria, Organ Concerto – RH

Columbia SAX 2445 – Carteri, Dureflé, Prêtre, French National Radio and Television Orchestra – Poulenc – Gloria, Organ Concerto

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ロザンナ・カルテリ、モーリス・デュルフレ、ジョルジュ・プレートル/プーランク・グローリア/オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲ト短調(英 Columbia SAX2445)


プレートルの演奏は鑑賞後に強さを印象に残す。もちろん、流麗だったり、滑らかだったり、爽やかだったり、きらびやかだったり、曲が必要とする属性は全て表現した上で、さらにプレートルの強さと云う属性を最大限に上乗せしている。永遠のディーヴァ、マリア・カラスから絶大な信頼を得ていたことでも知られているプレートルがマリア・カラスと入れた カルメン や トスカ から得たレコードを最大限に活かすノウハウが本盤でも如何なく発揮されている。

世俗的で、中世的で枠にはまらない、とても親しみやすく、奇妙に幸福感を共有させられる。

フランシス・プーランクのグローリア(作品 FP177 )は、ボストンのセルゲイ・クーセヴィツキ財団の委嘱作品として1959年に作曲された。初演は61年1月20日にアデーレ・アディソンのソプラノ独唱、シャルル・ミュンシュ指揮ボストン交響楽団によって行われています。パリ初演は翌年2月14日。ロザンナ・カルテリのソプラノ独唱、ジョルジュ・プレートル指揮フランス国立方法管弦楽団。このレコードは、その折に発売された初版盤です。

宗教曲のスタイルで作曲された「グローリア」は、ヴィヴァルディの《グローリア》を手本しているが、第二次世界大戦への鎮魂曲だとは思えない。第2曲の《ラウダムス・テ》の陽気さに対しては信仰深い人々から非難された。その非難を受けて「どうしてこうなったのだろう? 作曲している間、私はゴッツォーリの天使たちが舌を出しているフレスコ画と、ある日、目にした真面目なベネディクト会修道士たちのサッカーの試合を頭に思い浮かべただけなのに …」とプーランクは自問の形で言葉を残している。《黒い聖母への連祷》(1936年)や《無伴奏混声合唱のためのミサ曲》(1937年)と同類だろう。

Columbia SAX 2445 – Rosanna Carteri, Maurice Dureflé, Georges Prêtre, French National Radio and Television Orchestra – Poulenc – Gloria, Organ Concerto

作曲家フランシス・プーランク
ソプラノ歌唱ロザンナ・カルテリ
オルガン演奏モーリス・デュルフレ
指揮者ジョルジュ・プレートル
オーケストラ/楽団フランス国立放送管弦楽団
録音種別ステレオ録音
ジャケット状態EX
レコード状態M-
レコード製盤国イギリス盤
販売価格¥12,000

BLUE&SILVER, STEREO 1枚組(150g), Release 1962。
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GB COL SAX2445 プレートル プーランク・グローリア

GB COL SAX2445 プレートル プーランク・グローリア

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woodstockrecords

ローカルのケーブル放送局で音楽番組編成と、番組作成を担当。必要とあれば音響の確認に工事スタッフと一緒に店舗まわりもしました。その際、地域の音楽愛好家と交流。老舗レコードショップから通販サイトを手伝ってほしいと参加したのが WordPress サイト作りの足がかりとなりました。
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