説明

唯一の録音。多くの名曲が複数の録音として残す事に意義を感じていたカラヤンのレコードの中でも、一度ッきりという意味ある録音。

1975年から６年間かけて録音されたブルックナーの交響曲全集は、イエス・キリスト教会の響きを後世に伝える物であり録音セッションとして綿密な計画で完成しています。全集としてライヴ音源も含んでいるのが多くありますがカラヤンの全集はどの曲のどの部分を切っても全く傷と言えるところがありません。

流麗高貴なブルックナーの音楽。己の作曲を残さなかったカラヤンが、ブルックナーのスコアを通して自己の理想を表現している。そのようにわたしは受け取っています。